推敲(すいこう)って…?
読み返し必要ですか…?
こんな疑問を解決していきます。
先に結論を述べますが、原稿を書き終わったら最低5回は読み返し&推敲を!
読み返し&推敲は、やればやるほど文章の質が向上します!
この記事の内容
- 推敲とは
- 読み返しと推敲が必要な理由
- 読み返しは「耳」
- 推敲は「目」
- 読み返しと推敲は、絶対に妥協したらダメ!
推敲(すいこう)とは

推敲とは、できあがった文章を自分で何度も練り直し、より良い文章表現にしていくことを指します。
似たような言葉に「添削」と「校正」があります。
「文章を直す」という意味では同じですが、若干の違いがあるので理解しておきましょう。
添削(てんさく)とは

「添削」は、原稿(文章)を書いた人以外の第三者が修正することを指します。
たま~に…自分の原稿や記事に対して「過去記事を添削しました!」と言っている人をTwitter上で見かけますが…
書き直した意味で使うなら「リライト」がいいかもしれませんね。
校正(こうせい)とは

「校正」は、元となる原稿と比較・照合し、表記間違いや誤字脱字を修正することを指します。
元になる原稿と見比べて、違う部分を修正するのが「校正」なので、比較するモノがなければ「推敲」または「添削」となります。
読み返しと推敲で文章の質はぐんと上がる!

読み返しと推敲で、文章の質はどんどん向上します。
逆を言えば、読み返しも推敲もせず出版することは、非常にもったいないことです。
ココからは、わたし自身のやり方にはなりますが、読み返しと推敲の流れを紹介します。
読み返し&推敲の流れ

推敲の流れ
- 書き終わった原稿を一晩寝かせる
- 原稿を声に出して読み返す
- 推敲した文章を目で見て確認
- 最終確認
書き終わった原稿を一晩寝かせる
原稿を書き終わって、すぐに見直しに入らないほうがいいです。
書き終わってすぐではなく、一晩寝かしてから見直すことで、文章を俯瞰的に見れます。
いきなり見直すよりも、小さなミスや違和感に気付きやすくなります。
原稿を声に出して読み返す
一晩寝かした原稿を、頭から全文声に出して読み返します。
- 違和感がある部分
- リズムが悪い部分
- 誤字脱字
その場ですぐに修正はせず、チェックだけしておきます。
再度声に出して読み返す
全文読み返し&修正部分へのチェックが完了したら、また少し原稿を寝かします。
数時間程度空けたら、先ほどチェックした部分と比較しながら再度頭から読み返します。
一回目と同じような違和感やリズムの悪さを感じたら、2回目で修正しましょう。
推敲した文章を目で見て確認
修正した文章を、ペンでなぞりながら目で確認します。
パソコン画面上で確認する場合も、わたしはペンで画面の文字をなぞりながら確認します。
違和感がある部分や、見た目的におかしい部分を修正していきます。
最終確認
最後は、Amazon kindle previewerに原稿をアップロードして確認します。
最終確認は「本を読んでくれる人がどのように見えるのか?」という、読者目線での確認になります。
「もうこれ以上直すところが見当たらない!」と思うところまで確認したら、原稿の完成です!
読み返しと推敲【まとめ】

kindle本出版前には欠かせない「読み返しと推敲」について、まとめてきました。
読み返しと推敲に決まった回数はありません。
何度も何度も文章を練り直すことで、文章の質は向上していきます。
kindle本は、出版後に原稿を差し替えられるので、出版後に気が付いても修正可能です!
読み返しと推敲で、文章の質向上を目指しましょう!