Kindle本にコンセプトって必要?
そもそもコンセプトってなに?
Kindle本を出版する際に、見落とされがちなのが「Kindle本のコンセプト」
Kindle本のコンセプトとは、本全体で一貫した基本的な考え方で、Kindle本そのものの「理念」となります。
コンセプトをきちんと設定してから書くと、内容不足や脱線を防げ、完成後のKindle本が読みやすい一冊になります。

この記事の内容
- Kindle本のコンセプトはKindle本の「理念」
- コンセプトを設定する3つのメリット
- コンセプトを決める5ステップ
- コンセプトが薄いkindleはつまらない…
Kindle本のコンセプトとは

Kindle本のコンセプトは、Kindle本の「理念」にあたります。
コンセプト
- Kindle本の存在意義・存在価値
・なぜKindle本を書くのか - Kindle本の目的・目標
・読むとどうなるのか
・なにを解決するのか - Kindle本のビジョン
・読んで行動すると変わること
・未来像の提示
わたしが意識しているのは上の3つです。
コンセプトを設定する3つのメリット

書く人としてのメリットは3つ
- 内容・コンセプトに共感した読者が増える
→ 共感者からの口コミで共感者がさらに増える - 書くテーマ(タイトル)と内容に一貫性が出る
→ 読みやすく伝わるKindle本になる - 内容がブレにくく、書いてる途中に脱線しなくなる
→ 内容が薄いkindleは信頼性を損ねます
→ 最初から最後まできちんと書かれてると筆者への信頼性も上がる
思い付きで書くよりも、コンセプトを決めてから書くと、内容が整い少しずつ評価を伸ばしていけます。
コンセプトを決める5ステップ

人によっては1~5の順番が違うかもしれません。
絶対に上記の順で進めなければならないというわけではなく、あくまでも「参考」です。
コンセプトを決めずに書き始めていた人は、コンセプト設定に時間がかかるかもしれませんが、繰り返すことでスムーズに設定できるようになります。
上の5ステップを参考に、自分なりのコンセプト設定の方法を見つけ出してみてください。
コンセプトを決める5ステップ
- なぜ書こうと思ったのかを明確にする
- だれに書くのかを決める
- 解決できる悩み・悩みの解決方法を決める
- 解決するために提示できることを決める
- 読んで行動するとできることを明確にする
なぜ書こうと思ったのかを明確にする
なぜ、Kindle本を書こうと思ったのか?を明確にします。
- 印税でお小遣いを増やしたい
- Kindle本出版で苦戦した
- 他の人より遠回りをしたが
- 毎月安定的に稼げるようになった
- 正しい知識と努力は結果に結びつく
ひとつ超個人的な理由がありますが…
極論、自分の知識や経験が他のKindle著者のためになって、その情報でお小遣い稼ぎたい!が「書く理由」だと思います。
だれに書くのかを決める
だれに向けて書くのか?
対象者をきちんと設定しましょう!
わたしの場合を例に挙げると…
- kindle出版をしようと悩んでる人
- 出版したけど印税が増えず苦戦してる人
- 思うような結果が出ずモチベーション維持できない人
上記の人を対象者に設定しています。
解決できる悩み・悩みの解決方法を決める
どんな悩みを解決するのか?を明確にします。
- Kindle本の書き方が分からない
- 出版までの流れが分からない
- 読みやすい文章の書き方を知りたい
- 印税を増やす方法を知りたい
- カテゴリーランキング1位を狙える方法を知りたい
- などなど
Kindle本出版は悩みどころが多いです。
わたし自身が悩み苦しんだこと、なにをして解決したのか?を明確に文章化します。
解決するために提示できることを決める
解決するためにやったこと、つまり「ノウハウ」と「ハウトゥー」です。
- Kindle本の書き方に関するノウハウ
- 出版までの流れのハウトゥー
- 読みやすい文章の書き方
- 印税を増やすノウハウ
- ランキング上位を狙うノウハウ
悩みを解決できる方法を提示します。
読んで行動するとできることを明確にする
Kindle本を読み、行動・実践するとどうなるのか?
未来像・将来像を明確にします。(ベネフィット)
- Kindle本の書き方をマスターできます!
- スムーズに出版できます!
- 短い文章でも読みやすく伝わる文章が書けます!
- 印税を増やしていけます
- ランキングで上位を狙えます
悩みを解決し「結果どうなる?」を明確にします。
コンセプトが薄い(ない)kindleはつまらない…

わたし自身、本を読むのが好きなので1日最低1冊のKindle本を読みます。
たくさんの本を読みながら、自分なりに分析し勉強をしていますが…
- 誰に向けて書いたのだろう
- この人はなにを伝えたいのだろう
- なんのために書いたのだろう
- 固定レイアウトだし…印税目的なのかな
コンセプトが薄い本は「他の本もそうなんだろうなぁ…」と思ってしまいます。
(他の本は読みませんが…)
結果的に、その本だけでなく他の本への影響も出てしまうため、全体的に伸びなくなってしまいます。
コンセプトを軽視することなかれ
Kindle本のコンセプトを決める5ステップ【まとめ】

Kindle本を書くためのコンセプト設定について、まとめました。
慣れないうちはコンセプト設定に数日掛かってしまうこともありますが、慣れればスムーズに決められます。
そのあとの執筆作業もスムーズになりますので、コンセプトを決めずに書いていた人は、コンセプト設定をしてから書いてみてはいかがでしょうか。
kindle本出版だけでなく、ブログ運営やSNSでも活用できるので、慣れましょう!