図解を作ってみたいです…
どうやればいいですか…?
こんなお悩みを解決します。
まず、前段として…
図解を作った人がない、作ったんだけど「なんかダサい…」
- どうせセンスがないから…
- たいしたスキルもないし…
と言った理由で、諦めてませんか!?
もし、上記のような考えで”やる前から諦めている”のであれば、それは大間違いです。
スキルやセンスは生まれ持ったものではなく「努力量」です。
- やりたいことを始めてみる
・図解を作ってみる
・図解を作って発信する - 気付いたことを実践する
・作る上で気が付いたことをメモ
・情報収集途中で気が付いたことをメモ - 成功・失敗の原因を探る
・うまくいった原因を考える
・うまくいかなかった原因を考える
・両方一緒に考える(失敗ばかりを見ない) - 改善策を考え、再び実行する
・改善策を活かして再実行
・目指すところは前回の自分超え
このようなサイクルを回さない限り、スキルやセンスは一向に身につきません。
- どうせセンスがないから…
- たいしたスキルもないし…
「もう少し経験を積んでから始めよう…」と思っていても、スキルやセンスは勝手には増えていきません。
計画 → 行動 → 気付き → 改善 ・・・
PDCAのサイクルを自分の中で回すことがとても大切です。
この記事の内容
- 図解のつくり方6ステップ
図解作りのノウハウやテクニックではなく、事前準備と全体の流れの説明になります。
図解のメリットのデメリットにつきましては、前回の記事をご確認ください。
図解作成手順6ステップ

Kindle本を書く際の流れと似ていますが、大切なのは「事前準備」
PowerPointやGoogleスライド・Canvaを開いて、いきなり本題に差し掛かると…たいてい失敗します。
図解作成手順6ステップ
- なにを伝えるのかを決める【テーマ決め】
- だれに向かって作るのかを決める【対象者設定】
- 必要な情報を集める【情報収集】
- 情報を取捨選択し整理する【取捨選択】
- 構成をつくる【編集】
- 見直しして整えたら完成【確認】
図解作成と聞くと、難しそうな気がしますが…
実はわたしたちの日常生活で、図解作成の流れを無意識のうちにやってることかもしれません。
日常生活のシーンも一緒に説明していきます。
なにを伝えるのかを決める【テーマ決め】

まずは「なにについての図解を作るのか」を決めます。
当たり前のことではありますが、テーマも決まってないのに図解は作れませんよね…
話すこと・伝えたいことを決めずに話し始めると「チョットナニイッテルカワカンナイ…」になりますが、図解も一緒です。
”なにについての図解”の”なに”の部分を最初に決めましょう。
日常生活のシーン
- 美味しい料理を食べたとき
- キレイな風景を見たとき
- 他の誰かに伝えたいと思ったとき
そのときその瞬間の「テーマ」が、伝えたい「テーマ」になります
だれに向かって作るのかを決める【対象者設定】

対象者を明確にします。
対象者を明確にし、その人が図解を見れば理解できるように作成するのが、理解しやすい図解を作るコツです。
例えば
【対象者設定】
- Kindle本を出版したことがない
- 30台後半の男性
- Kindle本出版を始めたいが、なにをしたらいいのか分からない
こんな対象者を設定したとします
⇩
【図解で伝えること】
- Kindle本出版について
- メリットとデメリット
- 出版までの流れ
- 収益化までの流れ
と、最初の人に必要な情報を図解で作ろう!といった流れが決まります
日常生活のシーン
- フォロワーさんに見せたい
- 家族に見せたい
- 大切な人に伝えたい
日常生活でも、なんとなく「だれに見せたいなぁ」と思うことがあるはずです
対象者に悩んだら「過去の自分」に向けてつくる

なにごともそうですが、最初から知識・スキルを兼ね備えた人はいません。
無知の状態から始まり、経験を経て知識とスキルを身につけます。
数日前・数週間前・数か月前は分からなかったこと・デキなかったことも、今は理解しできること。
過去の自分を対象者に設定し、今の自分から過去の自分に向けて「どうやったら理解できるか」「どうやったら失敗しないか」を、わかりやすくまとめるといいかと思います。
対象者がボヤけてしまう人は、過去の悩みにフォーカスして考えてみてください。
必要な情報を集める【情報収集】

作成するテーマが得意分野で、1~10まで説明できる人は情報を集めなくてもいいかと思いますが…
情報と認識のズレがあるかもしれないので、確認程度に他の情報を見ておくと新たな発見やアイデアが生まれることも。
- なにについて図解を作るのか
- だれに向かって図解を作るのか
- どんな悩みを解決するのか
❶❷を経て、ここまでは決まっているので、必要な情報を集めます。
本や他者の記事・詳しい人に直接話しを聞くなどして、とにかくたくさんの情報を集めましょう。
情報が足りないと、あとあと❸に戻ってくるはめになるので「ちょっと多いかな…」くらいでも大丈夫!
メモや手書きのノートを活用して、集めた情報を可視化しておくと、スムーズに進められます。
日常生活のシーン
- スマホを出して
- 写真を撮る
一発ではいい写真は撮れないので、何枚も撮影する
本を図解する際の注意点
本の要約を図解にする場合には、著者の「了承」が必要で、図解とコンテンツ内(Kindle本やブログ記事)に承諾いただいている旨の記載が必要です。
承諾をいただかずに図解した場合、著作権侵害で訴えられる場合もあるため気を付けてください。
Twitterなどを見て「流行ってるから自分もやってみよう!」と思う前に、発信者がきちんと承諾内容を掲載しているか確認してください。
承諾内容を掲載してない図解発信者は、著作権違法者です。
流行ってるからうんぬんかんぬんの前に、法すら守れない発信者は必ず淘汰されます。
本を要約して図解する場合は、必ず著者に承諾を貰ってからにしてください。
情報を取捨選択し整理する【取捨選択】

集めた情報を見比べて、必要な情報と不要な情報を分けます。
分けた情報を整理し、対象者が理解しやすいように並べます。
大まかな流れとしては文章と一緒で…
- 最も伝えたいことを最初に伝える
・なにについて書かれたのかすぐに分かる - 詳細な説明を書く
・細かすぎると見にくくなります
・取捨選択が重要 - 活用例などを説明
・身の回りの活用事例
・ノウハウやハウトゥー - 行動喚起
・ノウハウやハウトゥー
※行動喚起は無理して作る必要はありません
日常生活のシーン
- 撮った写真を見て
- よく撮れた写真を選択
最も「映える」写真を探しますね
\ 情報をまとめる際に便利な「マインドマップ」 /
構成をつくる【編集】

整理した情報を、発信場所(TwitterやInstagram・ブログやnoteなど)に合わせて構成を作ります。
おおざっぱにレイアウトを決め、整理した情報が理解しやすいような流れで配置していきます。
ここでは完璧に仕上げようと思わず、全体の大枠を作っていく感じです。
微調整は次の項目で実施します。
日常生活のシーン
- よく撮れた写真を編集
- 発信するSNSに合わせて画像をトリミング
- 他の写真を繋げる
- コメントやイラストを付けて、よりわかりやすくする
投稿前の「ひとてま」ですね!
Twitterの画像サイズ
図解をTwitterで発信する人も多いかと思います。
1~4枚使用時の、見切れない画像サイズは以下の通りです。
画像1枚
- 横:1,200px以上
- 横長画像の場合
・横:1,200px × 縦:900px
・横:1,200px × 縦:800px
・横:1,280px × 縦:720px
・横:1,200px × 縦:600px
・横:1,600px × 縦:900px - 縦長画像の場合
・横:1,200px × 縦:1,600px - 正方形の場合
・横:1,200px × 縦:1,200px

画像2枚
- 同じサイズを2枚使用
・横:1,200px × 縦:1,350px

画像3枚
- 1枚目 8:9
・横:1,200px × 縦:1,350px - 2.3枚目 16:9
・横:1,280px × 縦:720px
(横:1,600px × 縦:900pxでもOK)

画像3枚
- 1枚目 8:9
・横:1,200px × 縦:1,350px - 2.3枚目 16:9
・横:1,280px × 縦:720px
(横:1,600px × 縦:900pxでもOK)

画像4枚
- すべて同じサイズ 16:9
・横:1,280px × 縦:720px
(横:1,600px × 縦:900pxでもOK)
見直して整えたら完成【確認】

配置が完了した図解を見直し、修正します。
Point
- 全体のレイアウトは統一する
- 装飾しすぎない
- 色を使いすぎない(3.4色程度)
- フォントを統一する(1.2種類)
- 揃える
- 不要な情報はすべて削除
簡潔明瞭シンプルに作りましょう!
図解が完成したら、SNSやコンテンツを使って発信します。
図解のつくりかた6ステップ【まとめ】

図解のつくり方6ステップについて、まとめてきました。
- だれになにを伝えるのかを明確にする
- 必要な情報を集める
- 理解しやすいように編集する
- 簡潔明瞭シンプルにまとめる
日常生活のシーン
- スマホを出す
- 写真を撮影する
- よく撮れた1枚を決める
- SNSに合わせてトリミング
- 加工・編集
- 確認し投稿
似たような流れですよね!
「図解」と聞いてハードルを上げないで、まずはやってみてスキルと経験値を積み重ねてみてください!
\ 図解のおすすめ本 /