漢字を開くと言われたのですが、意味が分かりません…
どういう意味か教えてほしい…
このような疑問を解決していきます。
この記事の内容
- 漢字を”開く”とは…
- 開くべき漢字
ブログやnote・SNSで簡単に文章を発信できるようになりました。
その一方で、テンプレートやノウハウを先行するあまり、「基礎」が疎かになっている文章もあります。
「基礎」がしっかりしていない文章は、読みにくさや「稚拙」な印象を与えてしまいます。
本記事を最後まで見て実践することで、同じ文章でも「読みにくさ」が改善され、分かりやすい文章に変わります。
文章を発信している人は参考にしてもらえればと思います。
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漢字を”開く”とは…

「漢字を開く」とは、漢字でも表現できる言葉をひらがなで表記することです。
逆に、ひらがなで表現された言葉を漢字で表記することを「閉じる」と言います。
漢字を開く理由
漢字を開く理由は、文章の「読みやすさを向上するため」です。
一般的に、読みやすい文章は
ひらがな7:漢字3の割合です。
ひらがなばかり、漢字ばかりで書かれた文章は読みにくいため、漢字を開いて表記し読みやすさの向上を図ります。
分かりやすい文章、伝えたいことを伝えるために「読みやすさ」は必須。
ひらがな7:漢字3の割合を意識して、漢字を開くようにしてみましょう。
開く漢字

開く・閉じる漢字に決まったルールはありません。
判断の指標はいくつかありますが、わたし自身が「開く漢字」としているのは以下のような漢字です。
漢字(一例) | 開く | |
接続詞 | ・及び ・且つ | ・および ・かつ |
形式名詞 | ・~する事 ・~する時 | ・~すること ・~するとき |
副詞 | ・時々 ・何故 | ・ときどき ・なぜ |
補助動詞 | ・~して頂く ・~して下さい | ・~していただく ・~してください |
副助詞 | ・~位 ・~等 | ・~くらい ・~など |
スマホ・パソコンだけに頼らない
ブログやnote・SNSは、スマホやパソコンで文字を入力します。
漢字を調べなくても文章の流れから最適な感じが選ばれるため、変換機能を使うと漢字が多くなってしまいがちです。
できあがった文章は、必ず読み返しをしましょう。
少しバランスが悪い部分や、漢字やひらがなが多く感じる部分は「開く」「閉じる」を意識して修正するだけで、読みやすさがぐんと上がります。
まとめ

この記事では、【 漢字を開くということと、開く漢字 】について書いてきました。
文章を発信することが身近になった現代では、基礎よりもノウハウが先行してしまっています。
コピーライティングの記事でも書きましたが、文章に「 絶対 」はありません。
しかしながら、「 基礎 」はあります。
簡単に覚えられることばかりで、ほんの少し意識するだけで”読みにくさ”が大幅に改善します。
分かりやすい文章を書いて読み手にきちんと「伝わる」文章にするためにも、文章の基礎を大事にしていきましょう。
分かりやすい文章にするコツをまとめました