SEO対策は、なにをどうしたらいいですか?
そもそもSEOってなんですか…?
多くのブロガーが悩まされる根源
それが…
SEO
この記事では、SEO対策の基本中の基本となる【 Googleが掲げる10の事実 】について解説していきます。
いま、【 SEO対策 ブログ 】とググると、数多くの「SEO対策情報」を簡単に知ることができます。
しかし、Googleが掲げる10の事実に関して提唱している情報は非常に少ないです。
SEOのアルゴリズムを作っているのは「Google」
アルゴリズムの判断基準も「Google」
すべては「Googleが掲げる10の事実」に基づいて判断・評価されています。
ですから、いろいろな情報を見る前に「Googleが掲げる10の事実」を理解し実践することが、最も有効なSEO対策となります。
そんなSEO対策の基本中の基本となる「Googleが掲げる10の事実」について、わたしなりの考えや主観も含めながら解説をしていきます。
(※Googleの中の人や、海外も含むSEOマーケターと会話した内容も含めて解説していきます)
この記事の内容
- SEOとは…
- Googleが掲げる10の事実とは…
SEO(Search Engine Optimization)とは…

Search Engine Optimizationの頭文字をとって【 SEO 】
Search Engine Optimizationは【 検索エンジン最適化 】
検索エンジンを使ったWEBマーケティング戦略のひとつです。
Googleのような自然検索結果にて、検索時に上位表示されるように施す対策のことを指します。
なぜ上位表示させたいのか?
- 欲しい情報のキーワードを検索してググる
- 検索されたキーワードに合う情報をGoogleが表示させる
- 1ページ目の1番上にある記事が「最もクリック率が高い」
(これを検索結果上位表示と言います) - クリック率が高いと、より多くの人の目に触れる
- 商品や記事・運営者の認知度が上がる
- 商品購入機会が増え、売上増加に繋がる
だから、多くのブロガーやWEBマーケティング担当者は、検索上位表示を狙って日夜対策を施しています
seoClarity(SEOクラリティ)が公開した2021年の検索順位別クリック率データは以下の通り
検索結果順位 | クリック率 |
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |
1位と2位とではクリック率の差が2倍、1位と10位とでは10倍以上の差が生まれています。
記事が検索結果1位で表示されるように、ブロガーやWEBマーケティング担当者はあぁでもないこうでもないと頭を悩ませます。
そのアルゴリズムを作っているのは「Google」で、すべての判断・評価は「Googleが掲げる10の事実」に基づいてます。
Googleが掲げる10の事実

- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

第1の事実【 ユーザーファースト 】
- ユーザーの利便性を第一に考える
- 広告は広告であることが分かるように表示する
- 関連性の高い情報を、邪魔にならない形で提示する
やるべきこと
- 収益のためではなく、見てくれる人のために記事を書く
- 広告を貼り付ける際は、それが広告であることを分かるようにする
誤クリックしてしまうような配置をしたらいけない - 広告・内部リンク・外部リンクを貼りすぎない
Googleアドセンス過多・アフィリエイトリンク過多は、「記事の邪魔でしかない」
1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

第2の事実【 良質な記事 】
- ユーザーの生活のあらゆる場面の悩みを解決すべく努力し続ける
やるべきこと
- ユーザーに役立つ「良質な記事」を書き続ける
そのために改善をし続け、常に良質な記事になるように努力する
遅いより速いほうがいい。

第3の事実【 表示速度 】と【 滞在時間 】
多くの情報の勘違いがココにあります。
- サイト表示速度は早ければ早い方が良い
- サイト滞在時間は短ければ短いほど良い
やるべきこと
- サイト表示速度の改善をし続ける
・画像データの圧縮
・不要データのクリア
・などなど - 短い時間で内容が分かるように記事を書く
・滞在時間が長い方がいいが大きな間違い
・滞在時間はできる限り短くて済むように、簡潔明瞭に記事を仕上げる
・短い時間で悩みの解決策が分かる記事=Googleからの評価が上がる記事
ウェブ上の民主主義は機能する。

第4の事実【 適正な被リンク 】
- 適正な被リンクは民主主義の投票と同じ扱いとして、良質な記事として判断される
やるべきこと
- 嘘偽りのない被リンクを獲得する
- 被リンク企画や、金銭を払って手に入れる被リンクは逆効果
- 被リンクがあればいいという問題ではないので、不自然な被リンクはいますぐ廃止しましょう
情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

第5の事実【 モバイルファースト 】
- モバイル(スマホ)による検索ユーザーの利便性向上を図る
やるべきこと
- モバイル(スマホ)に適したサイト表示
(※スマホで読みやすい文章構成と配置) - モバイル(スマホ)の表示速度を改善する
悪事を働かなくてもお金は稼げる。

第6の事実【 金銭による上位表示はしない 】
- 検索結果に無関係の広告は認めない
- 派手な広告は要らない
- PageRankはお金では買えない
やるべきこと
- 記事内容と関係性の低い広告表示は止める
- ポップアップのような広告は貼らない
- 関連性が高ければ広告のクリック率は上がり、画像付きの広告ではなくテキスト広告に変える
- お金で上位表示は変えないから、情報に騙されないようにする
世の中にはまだまだ情報があふれている。

第7の事実【 常に新しい情報 】
- Googleは世界中のあらゆる情報を網羅している
- それでも現状に満足せず、新しい情報を探し続けている
やるべきこと
- ユーザーが満足する新しい情報を提供し続ける
- 情報が古い、または更新されている記事をそのまま放置しない
情報のニーズはすべての国境を越える。

第8の事実【 多様性 】
- Google翻訳を無償で提供
- 自国以外の情報も、翻訳機能を使えば国境を越えて情報を入手できる
やるべきこと
- 全世界の人に見られるかもしれないという自覚をもって発信する
スーツがなくても真剣に仕事はできる。

第9の事実【 常に新しいアイデア 】
- 仕事は挑戦し続けなければならない
- 挑戦は楽しくなくてはならない
- 楽しい挑戦は、スーツを着なくても無数のアイデアは生まれる
- 新しいアイデアが、世界展開を視野に入れたプロジェクトに発展する
やるべきこと
- 固執した考えは捨て、常に新しいアイデアを生み出す
- 生み出したアイデアは、失敗を恐れずに挑戦する
- そして、記事を書いて発信することを「楽しむ」
「すばらしい」では足りない。

第10の事実【 常に成長し続ける 】
- 現状に満足したらいけない
- 現状維持ではいけない
- 1番であることはゴールではなく出発点に過ぎない
やるべきこと
- ブログ運営に正解やゴールはありません
- 常に考え、成長し続けられるように惜しまない努力が必要
まとめ

この記事では、SEO対策の基本となる【 Googleが掲げる10の事実 】をまとめてみました。
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーファースト
- 良質な記事
- 表示速度は速く、滞在時間は短く
- 適正な被リンク
- モバイルファースト
- 上位表示はお金で買えない
- 常に新しい情報
- 多様性
- 常に新しいアイデア
- 常に成長し続ける
SEO対策の基本とは、Googleが掲げる10の事実を理解し実践することです。
他はありません。
なぜなら、Googleが掲げているからです。
アルゴリズムを作っているのも、判断・評価をしているのもGoogleです。
そのGoogleが掲げている10の事実こそが、SEO対策の原点であり頂点です。
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